風俗店用クレジット決済用語集
クレジットカード決済をご検討の際に、さまざまな専門用語が出て参ります。これまでよくわからないから導入してこなかったという方もいらっしゃると思います。ここでは基本的な用語を掲載させて頂きますので、クレジットカード決済を導入を検討の際に参考にご覧ください。
英・数
BIN
INコードはクレジットカード番号の上6桁がそれにあたり、Bank identification numberの略です。また先頭の1桁はカードブランドを示しており、Visaは4、Masterは5、Amex,Diners,JCBは3から始まります。因みにVisa,Masterは銀行系、AmexやJCBはT&E関連という風に分類されています。
ICカード
ICチップ(集積回路チップ)をプラスチックカードに埋め込んだものです。カード自体にインプットできる情報量が磁気ストライプカードよりも多いのが特徴です。カードの不正ができないものとなっており、安全性も考えマスターカードやビザは磁気ストライプからICカードへ切り替えを表明しています。
CAT
CATはCredit Authorization Terminalの略で信用照会端末の略称です。対面式加盟店にあり、クレジットカードをスワイプする事により通信を行い、クレジットカード番号の整合性と与信限度額をチェックします。問題がなければ続けて決済を行います。
CVV / CVC2
これらはCard Verification Value Number/Card Verification Numberの略称で、、Visa/MasterCard/DinersClubなどは裏面署名欄に表示されている下3桁、AmericanExpressは表面右中央に刻字されている4桁がこれに該当します。
あ行
悪用カード
本人ではない第三者に悪意を持って利用されたり、通常とは異なる目的にて作成され利用されるクレジットカード全般を指して悪用カードと呼びます。
ウェブ明細
ウェブ明細は従来郵送で送られてくる利用代金明細書に代わるもので、ウェブを用い利用金額などを確認する事ができます。紙を利用しない為環境的にも良く、また紙からの個人情報流出を防ぐ効果もあり各社で導入が進んでいます。オンラインであればいつでも利用履歴等を確認ができる為紙明細と比べるとユーザーメリットも多くなっています。
売上伝票
売上伝票とはクレジットカードで決済をした際に本人の利用証明としてサインを記入する伝票のことをいいます。伝票はカード会社、加盟店、カード利用者それぞれが保管できるよう3枚CAT端末等から発行されます。最近ではサインの代わりにピンパッドを用いた暗証番号入力方式や小額決済時のサインレス方式なども普及してきています。
か行
カード会社
クレジットカード会社には主に2パターンの業務があり、1つはクレジットカードを発行し、カードホルダーに関する業務を行います。もう一つはクレジットカードが利用できる加盟店を増やしたり、サポートしたりと加盟店に関する業務を行います。全社を行う会社をイシュアー、後者をアクワイアラーといいます。イシュイング・アクワイアリングの双方を行なっている会社が多くなっています。
カードホルダー
カードホルダーとは読んで字のごとくカード(クレジットカード)をホールド(持っている)人のことです。家族カードでも学生カードでもブラックでもプラチナでもクレジットカードを保持している人の総称のことです。
加盟店
加盟店とはクレジットカード会社などから、クレジットカードでの決済利用を認められた店舗のことをいいます。加盟店になるには加盟店契約が必要です。加盟店契約はカード会社に直接連絡をするか、決済代行会社を利用して行います。
加盟店契約
加盟店契約とはカード会社や決済代行会社にクレジットカードを利用できるように申込み、加盟店となる契約を行うことです。無料で申請等は可能ですが、どんな事業者でも利用可能になるわけではありません。通常、会社の信用、取引ボリューム、商材等により審査が行われ、利用可能かどうかの是非が問われます。契約後はクレジットカードで決済可能になりますが、通常審査に2週間程度、その後端末等設置まで2週間~1ヶ月と最長1ヶ月半程度待つ必要があります。
加盟店手数料
加盟店手数料とはクレジットカード決済が行われる度にかかる手数料です。クレジットカードを安全に使う対価として店舗からクレジットカード会社に支払われるもので、1決済完了毎に販売金額の数%が手数料として控除されます。店舗にはこの手数料をひいた金額が売上として入金されます。
決済代行
済代行会社とは、加盟店とカード会社の仲介役であり、実際にクレジットカードを利用されたいというお客様が、便利に決済できる場を広く提供する役目を担っています。通常、クレジットカード決済を店舗様もしくはサイト様でご利用になるためには、カード会社との加盟店契約が必要なのですが、この加盟店契約は厳しい審査を要し、時に審査を通過できない事例もあります。事業主様は決済代行会社と契約を結ぶだけで、各クレジットカード会社との加盟店審査手続きの必要がなくなり、煩雑な作業とは無縁になります。独自に設けられている審査基準により、過去審査を通過できなかった事業主様でも、クレジットカード決済を導入することが可能です。そこで決済代行会社の存在があります。
国際ブランド
国際ブランドとは国際カードを発行しているカードブランドの事で、基本的にはVisa,MasterCard,JCB,AmericanExpress,DinersCardの5つを指します。加えて銀聯カードを発行しているUnionPayやDiscoveryなども国際ブランドと呼ばれる事もあります。
さ行
セキュリティコード
セキュリティコードとは、クレジットカード裏面の署名欄に記載してある数字の下三桁です。アメックスのみCIDという名称でカード表面のカード番号上に記載のある四桁の数字が該当します。
チャージバック
チャージバックとは不正利用等でカードホルダー以外の利用が認められた場合行われる代金請求差し戻し処理のことを言います。
トランザクション
クレジットカード業界におけるトランザクションとはカード認証処理のことを指します。トランザクション料とはその認証処理にかかる料金のことで1決済毎の従量制となっております。
は行
不正決済
クレジットカード決済に不正決済は付き物です。スキミングからの偽造カードや、盗難カード等がそれにあたります。また現在ではインターネットでの商取引を利用した取り込み詐欺も不正決済と言えます。店舗・サイト側の防衛策は限られてきますが、クレジットカードの裏面のサインとレシートへ記入するサインの付け合せを行う、怪しいユーザーに対しては本人確認を行う等の自衛が必要です。
ブラックリスト
ブラックリストとはクレジットカードや分割払いの支払いが滞り、CICなどの情報機関にその遅延状況が掲載されることで新規のクレジットカードの発行が出来なくなってしまう状態のことをいいます。現在は携帯電話の割賦払いが一般化しており、その料金の支払いが遅れる、もしくは支払いをしない等で若い世代がブラックリストに載ってしまうケースが多々あります。